訪問マッサージ(訪問医療マッサージ)とは、寝たきりの方や通院が難しい方を対象とした、在宅医療に分類される医療サービスです。 お体に不自由があり歩行困難、寝たきりの方、など通院が困難な方が対象となります。また医師の同意書が必要となります。 脳卒中(脳塞栓、脳溢血、脳血栓)後遺症・脳内出血後遺症・廃用症候群 ・筋萎縮性側索硬化症(ALS)・脊椎カリエス・坐骨神経痛・変形性脊椎症・大腿骨頸部骨折による後遺症・パーキンソン病、症候群・がん術後(胃がん)・リウマチ、関節リウマチ血行促進、血行改善 ・拘縮、マヒ・通院困難、歩行困難・脊髄損傷後遺症・筋萎縮、筋麻痺・関節拘縮、拘縮予防 など寝たきりの方、歩行が困難な方 適応・不適応がわからない方はお気軽にご相談ください。 血液やリンパの流れが良くなることで、浮腫(むくみ)の改善や床ずれの予防・改善ができます。 血流が良くなることで筋肉の緊張が和らぎ、また、発痛物質の産生も抑えられます。それにより安静時の痛みや不快感は軽減し、日常生活動作が行いやすくなります。 固まっている関節周辺の循環を良くし、関節に関係する筋肉の緊張をきちんと低下させた状態で、他動的に適切な刺激を入れることで関節機能が改善していきます。
それが血流や筋肉の状態の更なる改善につながり、日常生活動作が更に行いやすくなります。 血流改善や筋力の向上により、いま現在の身体の機能レベルからの回復 ・ 維持ができます。 全身の血流が良くなることで自律神経のバランスが整い、内臓機能の改善につながります。 マッサージによる身体への直接的な効果だけでなく、施術者との楽しい会話やあたたかなコミュニケーションが心身をともにリラックスさせ、ご利用者さまの気持ちの安定や笑顔につながります。
施術は、あん摩マッサージ指圧師の国家資格保持者が担当いたします。麻痺や関節拘縮などにより、お体の一部、または全部が不自由な方に対し、運動法や関節可動域訓練を取り入れたマッサージを行うことで、身体機能の維持改善をうながします。
この医療サービスを受ける為には、医師の同意書が必要となるため、どなたでも受けられるというものではありません。特に、肩こりや腰痛などの慰安目的ではご利用いただけません。
料金については、厚生労働省により定められていて、施術料に限らず往療料、いわゆる訪問にかかる交通費もすべて含めて、医療保険が適用されます。
その為、ご利用者様のご負担額は1割から3割となります。また、1回の施術時間は約20分です。
主な「適応症」
※基本的な適応症はありますが病名には規定がありません。
循環の改善
また、新陳代謝が上がり、全身の免疫力のアップにもつながります。筋肉の過緊張・痛みの緩和
関節可動域の改善・維持
身体の残存機能の回復・維持
内臓諸器官の機能改善
精神的ケアの効果
それはまた、身体の状態をさらに向上させる効果が期待できます。